令和に代わって初めての会津会総会が開催されました。
10月26日(土)11時から、会場はいつもの上野公園内の精養軒で、約190名の皆様が参加しました。
前日の大雨から一転して、すがすがしい秋晴れ日の開催となりました。
また会場内では、会津若松商工会議所による「会津ごっつお市」が出店し、ふるさと土産の販売が行われました。


第一部の総会は、相原清司・青島温子両名によって司会進行がされました。
はじめに柳澤秀夫会長のあいさつがありました。
今般のたび重なる超大型台風と豪雨の被害で、被災された地域の皆さまにお見舞い申し上げます。
そして郷里福島県のために募金箱を用意しましたので、皆様にご協力をお願いいたします。
この度のラグビー・ワールドカップの感動のように、この会も”会津”という一点でまとまって力を発揮し、時代が代わってもしっかりとバトンを引き渡して後世に伝えていくことが大切と思います。
昨年は戊辰150年と節目の年でしたが、来年は斗南150年の年にあたり、本日も斗南会津会の方々にご参加いただいております。全国各地に会津の先祖の足跡が残っていて関係団体が結成されており、相互にどのように親睦を深めていくかが重要と考えます。
本日は皆様で、楽しく懇親を深めていただく場にしていただきたいと存じます。


続いて山内裕正幹事長より、平成30年度事業報告・収支決算報告があり、承認されました。
また本日は、会津の偉人として名高い、萱野権兵衛・町野主水・山川健次郎・柴五郎・瓜生岩子のご子孫の方々も、前回同様ご出席していただいています。是非皆様もご交友を深めるようお願いいたします、と話しがありました。
その後、叙勲者紹介・敬老杯贈呈・新入会員紹介・ご来賓紹介があり、代表して2名様よりご祝辞をいただきました。


会津松平家第14代当主 松平保久(もりひさ)様
今年は米国カリフォルニアの若松コロニーの150周年にあたり、6月に現地での式典に息子(15代)親保(ちかもり)に列席してもらいました。また京都黒谷墓前祭にも、今年は同じく息子に代理を託しました。 また9月の会津まつり藩公行列には私が27年間乗馬してきましたが、今年はこちらにも息子を代理としました。(若殿として初陣)「場が人を造る」と言いますが、会津会も年々歳々若い人が入ってきます。諸先輩から若い人へ知識・経験とノウハウを伝え、次の世代へ引き継いでいくことが重要です。そしてこの会津会を、老若男女が忌憚なく交流を深める”場”にしていただきたい。令和の元号となり会津会も益々盛んになることを期待いたします。
会津若松市長 室井照平様
今回の台風・豪雨の被害は、福島県は人的被害が最も大きい状況でした。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。国土強靭化、社会インフラの維持管理が重要であることをあらためて認識しております。大震災直後から就任し今年3期目に入ります。会津では人口減少抑制が課題であり、当市は近隣市町村と連携し”オール会津”として、安心して生活できる故郷づくりを目指して参ります。会津会の皆さまには今後ともご支援をよろしくお願い申し上げます。
第一部は、最後に祝電の披露がされて、休憩となりました。
第二部の懇親会は、渡部雅俊・高島典子両名の司会で進められました。


会津若松商工会議所の渋川恵男(ともお)会頭のご発声で、同市条例にもなった「会津清酒で乾杯」で開宴となりました。
その後、しばらくは和やかな歓談となり、久しぶりの顔合せも多くあったと察せられます。


宴もたけなわにかかったところで、福島市出身演歌歌手の森宮真琴さんによる歌謡ショーが開幕してムードが高まり、続いては、藤本秀伯社中の皆様の民謡ショーがお披露目されて大いに賑わいました。
宴の終盤には、恒例の会津磐梯山の盆踊りがあり、法被姿の会員による大きな踊りの輪が宴を最大に盛り上げました。


懇親会の時間も押し迫り、最後は松平保久様の「会津会万歳」、柳澤会長の「会津松平家万歳」で散会となりました。
※ 最後に連絡2件です。
来年度版の会津会会報の原稿(絵画,写真も可)の締切が、来年1月末です。
皆様の投稿をお待ちしています。
次の行事は令和2年1月13日(月・祝)の新年会です。
皆様、是非ご参加をお願いいたします。