平成31年1月14日(月.祝)11時から、平成30年度会津会新年会が上野精養軒で開催され、約200名の方にご出席いただきました。
昨年は首都圏も大雪に見舞われた平日の夕方からの開催で、遠方にお住いのため出席いただけない方もおられましたが、今年は休日の日中開催で快晴に恵まれた一日となり、多くの方にご出席いただきました。
【第1部】はボニージャックスのコンサートで、歌の解説とすばらしい歌唱に一同が魅了されて聴き入りました。ステージの最後は、当地浅草と縁のある「花」、そして鶴ヶ城に歌碑がある「荒城の月」(何れも滝廉太郎作曲)で締めくくられ、盛大な拍手が送られました。
【第2部】は懇親会がありました。
はじめに、山内秀一副会長による開会の辞に続き、柳澤秀夫会長から挨拶がありました。
昨年は戊辰150周年でしたが、歴史を振返るばかりではなく、今にどう生かすべきか。 今年は元号も代わり時代も変わります。次の時代への橋渡しをするのが、変わり目にいる我々の役割と認識しています。次の締めの戊辰200周年に向けて、会津会を通して故郷会津への思い語り広めていきたい、と話がありました。
次に山内裕正幹事長より近況報告がありました。新幹事長として重責を担い、益々会津会の発展に寄与したいとの決意が述べられ、現在会員766名との報告、そして「会津会会報」の意義が話されました。
会報は貴重な歴史資料で多面的に詳述され読み応えがあり、また会員短信欄は全国の会員相互と会津を結ぶ絆で、近況報告・ご意見など多彩です。今年は第125号発刊に向け担当幹事が鋭意取り組んでいます。 そして、14年もの長きにわたり事務局を担当された北原秀子さんに「花束贈呈」がありました。後任は田沼幹子さんと紹介されました。
続いて、下記の方々よりご祝辞をいただきました。
松平保久名誉会員(会津松平家第14代当主)からのご祝辞です。 昨年は戊辰150周年でしたが、会津の歴史はかけがえがない”宝”で、人を引き付けるものがあります。 会津会の行事は総会・新年会・先人たちの供養が主ですが、皆様との懇親の場をもっと広げてほしい。東京にいる会津出身の若い人たちやサポーターの方々にもっと参加していただきたい。そして大先輩と若い会員ともに語り合い、次の世代に会津の思いを託していくことが大切です、と語られました。
室井照平会津若松市長からのご祝辞です。 8年間市長を務め震災復興に邁進してきましたが、これから次のステージへ向かって進んでいます。 懸念されるのは会津の”少子高齢化”ですが、新たな工場の新設や増設、情報通信オフィスビル完成など希望があり、地元就職や若い人のUターンに力を注いでいます。未来を信じて会津への益々の支援をお願いしたいと話されました。
そして渋川恵男会津若松商工会議所会頭による会津恒例の「日本酒での乾杯」で、にぎやかな歓談のひと時となりました。
懇親の半ばには、菅家広夫さんによるライブ演奏があり「会津磐梯山」などが披露されました。
また今回は、会津サポーターの大林素子さん(元全日本バレーボール選手・タレント)にご出席いただき、多くの方に囲まれ、大変賑やかな雰囲気となりました。
また「お楽しみ抽選会」では、大林さんにも抽選くじを引いていただきました。
楽しい歓談も終わりに近づき、町野英明副会長の閉会の辞と万歳三唱でお開きとなりました。
尚、来年の新年会は 2020年1月13日(月.祝)に決定しております。
本年4月からの行事予定の詳細は、後日ホームページに掲載予定です。各行事への皆様のご参加をよろしくお願いいたします。